あとのまつり - もそもそかり

レーティング第２シーズンが終わると共にＰＤＷに新エリア「古びた洋館」が追加されました。
マジックガードフーディン・悪戯心ヤミラミ等、
環境を変える程ではないにしろ、考察しがいのあるポケモンが増えましたね。

…ついでといってはなんですが
先日行われたWi-Fi大会「ＰＧＬジャパンカップ」のランキングが発表されていたので
今回はそれについての雑感を書いておこうと思います。

今大会は 9月15日〜19日の5日間の日程で開催されました。
ルールはいわゆるイッシュダブル

残念ながら震災によって中止になってしまったWCS2011ルールとは違い、
今回は見せ合い64です。

…私はダブルについては専門でないので最初は敬遠していたのですが、
日程の都合が絶妙にマッチングしていたので参加することに。

結果としては 1656PT 403位という形になりました。
対戦回数は157。83勝71敗3無効(対戦数はカウント・勝敗はノーカウント)

――使用パーティはコチラ

スタンダードな構成です。
…といっても異彩を放っている部分がちらほらあるのでいくつか説明をば。

まずエルフーン
トリックルームを採用していますが、これは主に相手のトリックルームを返すために使用します。
アンコールは非常に警戒され、失敗することが多いです。

ジュエル草結びは厄介なテラキオンやブルンゲルに通る他、等倍相手へのダメ押しとして有効で非常に便利。

コジョンドの格闘技にはドレインパンチ・飛び膝蹴り等もありますが、けたぐりが最も扱いやすいでしょう。
ジュエルバットの使い勝手もなかなか。岩雪崩は火力不十分なことが多そう…

大会では飛び膝で自滅していく方がチラホラ見受けられました。ｳﾜｱｱ

サザンドラの炎技としては大文字が最もメジャーですが、
命中85という数字は信用出来るものではないと判断し、放射。
エルフーンが一発で倒せないのはちょっぴり残念

流星外しからの負けパターンが非常に多く、個人的に評価はあまり高くありません。
当たれば強い。当たれば。

シャンデラはスカーフでの運用
臆病なので火力が足りないかなー、と思いましたがこれも放射を採用しました。
シャドーボールよりサイコキネシスの方が使用回数は多かったかも

イッシュ限定ということで最速をアギルダーを抜ける臆病…です
が、アギルダー入りのパーティに1度もあたらなかったうえに
スカーフミラーにもハズレの5割で殴られまくるという散々な結果に終わりました。えー。

イッシュ最遅のポケモン、シュバルゴ。
トリックルーム下では最速。トリパ対策になることを評価しての採用です。
直前までエルフーンに威張るが入っていたので、持ち物がラムですが
半減相手でも無理に持っていける虫ジュエルでもよかったかな、と思います。

剣の舞は積む機会が少なく腐りがち。かといって他に有用な技もなく……

実戦では何故か威張るや電磁波が飛んできたりでラムが働き、
ここぞという時にメガホーンを当てたりで大活躍でした。評価高め。

マッギョ
飛行・岩に対する耐性があるというだけで採用価値は非常に高いです！
大会直前まで穏やかで廻しましたが、火力不足を感じ控えめに。

204(156) - 114(76) - 144(236h) - 122(20) - 55(20)

です！！！！！！！

調整にあたってはユウキ氏の記事を参考にさせて戴きました。

――どんなパーティにも一応互角には戦えましたが、
コジョンドを失うと一気に畳みかけられてしまうことが多く、勝率は低め。

素直にボルトロス等強力なポケモンを多めに入れた方が良かったかもしれませんね。

…大会序盤でモチベーションを失くした方も散見されましたが
とりあえず5日間毎日参加することが出来ました。

「電磁波や雪崩による運ゲーを防ぐ手段が少ない」
「アクロバットや流星群といった強力な技を受けられるポケモンがいない」

といった点であまり評価のよろしくないイッシュダブルですが、
普段あまりダブルに触れない私のような人間にとっては良い機会だったのではないでしょうか。

今後イッシュダブルの大会が開催されることはないでしょうが、何匹かは流用が効きそう。
是非全国ダブルの方にも手を出してみたいものです。